れいすのぶろぐ


by ray-s555
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みかん水

ウィンドウォッシャー液を入れました。
どうもれいすです。
先日コンビニにて「駄菓子屋さんのみかん水」というものを
発見してしまい、気がついたら買っていました。
この「駄菓子屋さんのみかん水」は「なつかしのソーダ」とか
なんだとかのシリーズの新商品っぽいですね。
今でも、みかん水には特別な思い入れがあるので、
飲むと、昔を思い出します・・・。




自分は幼少の頃から小学6年生まで愛知県の方に住んでいました。
愛知県でもそこそこ大きい街のとある高校の正門の近くでした。
そこの正門にはたくさんのソメイヨシノがあり、
春は咲き乱れ、夏は蝉が五月蝿く、秋には葉を落とし、冬は枝のみ、
そしてまた春が来ると・・・、こんな感じで四季を子供ながらに感じてました。
その高校の正門のところに、駄菓子屋さんがありました。
今思えば、毎日通っていた気がします。
当時はビックリマンが流行っていて、駄菓子屋のおばちゃんに
「これヘッドだよね?」とか聞いてる自分がいましたw
あと某アニメじゃありませんが、よく野球の球がおばちゃんの家の庭に入ってしまい
鉢植えを壊してしまいました・・・。
駄菓子屋のおじさんはひどく怒っていましたが、おばちゃんは「まぁまぁ・・・」と
おじさんをなだめていたと思います。

そんなあるひどく暑い夏。
外で遊んでいましたが、あまりの暑さに駄菓子屋に非難して扇風機に当たっていると、
「外暑いでしょ、すごい汗かいてるね。これ飲みなさい・・・」
と奥のビンなどを冷やす冷蔵庫からみかん水を持ってきて僕にくれました。
僕はさすがに「いいの?」と聞きましたが、おばちゃんは「いいよ」と何回も言ってくれました。
その時のみかん水はとてもおいしかったです。
(当時30円ではあったけど、子供には高価な飲み物でしたね・・・。)




そして親の仕事の都合で今の地に来て数年、
1枚のはがきがうちに届きました。
駄菓子屋のおじさんからでした。
はがきの内容は、おばちゃんがガンで亡くなったという喪のお知らせでした・・・。
忘れかけていた時に急に来る悲報。
自分は悲しいよりも先に驚きで涙を流す暇(いとま)もありませんでした・・・。




さらに月日は流れ、自分は大学を卒業して就職した。
就職先は派遣会社。
その派遣先がなかなか決まらず、約1ヶ月が流れた。
そして派遣先が決まった。愛知県だった。
数奇な運命なのか、偶然なのか・・・・。
僕は自分が住んでいた愛知県の街から、「幼少の僕」が住んでいた街へ
足を運び、今はもう廃業してしまった駄菓子屋さんの前で
手をあわせて泣きました・・・。

桜ももう散り、新緑の葉が芽吹いていました。
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by ray-s555 | 2005-12-15 14:50 | リアルのお話